暗峠 踏破

くらがり峠。大阪府東大阪市と奈良県生駒市を結ぶ標高455mの国道308号線

三重県の桑名市に長期出張(1ヶ月)となり、近距離になったので行ってみた。

桑名駅から近鉄特急に乗り鶴橋経由で額田に向かう(約2時間半 片道3,800円)
まだ電車内(座席)でたばこが吸えるのには驚いた! 遠慮なくいただきます!
額田駅を降り、住宅街の中から東の生駒山地に向かいほぼ真っ直ぐに続く坂道。
そこそこ登ると、眼下には摩天楼のように大阪の中心街が望める
すぐ手前には、高校ラグビーの聖地「花園」があるけど。。。わからない
とにかく登り続ける感じ。唯一休む事が出来る平坦地は途中にある寺院等だけ。
足元がふらふら?しながら登っていきます。体力の無さをビールのせいにしてます!
キタ~! 何か所かあるヘヤピンカーブにはタイヤ痕が!
特にカーブ内側は浮き気味になるので、極めて多い。
最大傾斜37%! 100m先が37mあがってる。立ち止まると足首が痛いよ
一貫してこの狭さの峠道が続きます。もう足はクタクタ、息もアゲアゲです
まもなく頂上。驚くことに民家が数軒ある。そしてアメ車も!この道を行き来してる?
ここがピーク。路面は昔ながらの石畳。江戸時代には「お伊勢参り」の大名が利用し、
頂上で殿様の籠がズリ落ちないように並べたとか。。。峠の茶屋もあります
頂上を横断しているのは「生駒スカイライン」 車もバイクも走ってない
峠の茶屋で「野菜カレー」を食す。ここもお袋の味だったなぁ~
くらがり峠は、昔は馬の鞍がひっくり返るほどの坂道なので「くらがえり」とも言われてたらしい
奈良側には本陣もあったらしい。 しかしこの字、何とかならないのかねぇ~
良い感じの段々畑です。今でも米を作っているとの事
この地域の有志が作った水車。ただ水流で回してるだけですがよく整備されてます
正真正銘の国道です。 でもこのおにぎり標識は道中この1個だけだった
奈良側は大阪側に比べて傾斜はきつくないけど、それでも滅多に無い坂道ですわ
沿線の民家にも驚くが修理工場もあった。この傾斜は半端無いよ
地元のお子様が作ったのかな? この内容の案内は助かるよ
作業にもハイキングにも使える「アシックスの安全靴」マジックテープを引き締めて行くぜ

1/11(土)は、きつい大阪側から登ったのだが、飽き足らず翌週の土曜には奈良側からも登ってみた。距離はさほど無いんで半日もあれば踏破出来る。

車やバイクで登るのもそれなりにスリリングかもしれないが、徒歩はゆっくり景色も眺める事が出来るし、人とのふれあいも期待できる。いいハイキングでした。

1/11 21,065歩(約12km、127階、スマホより)

1/18 18,562歩(約12km、98階、スマホより)