暑くなる前にトレーラにバイク2台を積み、桧枝岐に向かい6:30出発!
去年(いつもそうだけど)の足尾ルートでなく、足利、葛生、鹿沼ルートで向かう。仕事で通る道。
足利からのR293は宇都宮に向かう際、よく利用するが葛生の駅に寄ったのは初めて。松さんは過去に来た事があるらしいが、今の変貌振りには驚いていた。そう!東武鉄道なんです。
葛生界隈には石灰石産出の鉱山が点在している。その昔は貨物の繁栄が偲ばれるヤードの広さが物語る
こんな休憩の時には、必ずベルトが緩んでないか確認する。去年はラダーの固定ボルトが落下したから
その後、日光、鬼怒川をR121で通過し、R352沿いの雰囲気のイイ蕎麦屋さんにて昼食
南会津地方で多い裁ちそば(10割そば)蕎麦はもちろん天ぷらの盛り合わせも美味かったですよ
天場に向かう途中にある今回攻める予定の「安が森林道」のは入り口です。明日は宜しくです!
去年もお世話になりました「七入キャンプ場」お盆に絡んだ休み故に、今年はキャンパーが多いような
割とイイ場所が空いており、ここを連泊の寝床として確保したのでありました。
じゃあ~料理長! 今晩のめしを宜しく!という事で、途中、会津田島で仕入れた刺身で乾杯ですわ
刺身だけじゃなく、練り物(紅ショウガ入り)も焼きモノとして登場。
前菜をビールと共に食した後、メインが出てきました! サーモンの塩コショウ焼きです。間違いない
料理長としての役目をしっかりこなした松さん。いつもおいしいモノをありがとうございます!
1日目の移動を無事にやり遂げた、達成感に満ちた表情のアホです。日が落ちると涼しくなってきます
やっぱり夕立は来ました。ゲリラほどではないものの、チョット心が沈みますわ
自分は車中泊、松さんはテントにて心地いい晩を過ごし迎えた晴天の翌日。1年振りの桧枝岐林道へ
もう、これ以上ないような青空! やっぱ日頃の行いのせいなのか。。。? 嬉しい限りです
今回は安ケ森林道を北から攻める為、小繁峠、木賊温泉経由で目指す。この辺りは雰囲気がGOOD!
がびぃ~ん!! 昨日、車で鳥羽口まで確認した時は気付かなかったが、なんと通行止めです。昨年は南(湯西川)から入ろうとしたが通行止め。いや~参りました! いつになったら走れるのか??
気を取り直して、帝釈山林道を南から攻める為、湯西川までR352、R121,県249で大迂回です(泣)
湯西川温泉を通過し、いざ帝釈山林道へ。まだ時刻は11:00です! 余裕です
少し日曜大工的な遊びもするんで、木材には興味があるのだが、杉と檜は木肌がよく似てます
松さんに教えてもらいましが、上が檜(ひらひら)、下が杉だそうです。勉強になりました!
土呂部です。左は帝釈山林道、右は田代山林道です。ん~なんか遮断機かぁ~????
いつもの水没した大木が林立している沼。なんか熊さんが出てきそうな。。。静寂な時が過ぎます
去年は川渡りをしたり、この場所では楽しませてもらいましたが、今回はここへ来るまでに疲れていて
ここで写真が撮れるのも、同郷のジープ野郎達の知識と行動力に助けられました。ありがとう!です
帝釈山林道は昨年同様、変化に富んでいるけど走りやすい。対向車は皆無!
ダートは20㎞程あるけど、大きくガレている場所もなく、それなりのスピードで楽しめます
行程が長いだけに土砂崩れした場所もあります。法面のコンクリートがひび割れて結構ヤバイかも
次の大雨が来たら。。。崩れるね! きっと。。。
帝釈山林道のピークは馬坂峠です。まもなく着きます。くどいようですがイイ林道です!
ダートは34km程あるらしい(地図では)けど、ちゃんと計ってませんでした。
楽しめるダートで、ご機嫌です! 暑いのには参りますが。。。ヘルメットの中は灼熱で~す!
福島側(北)にはバリゲートが。。。確かに何か所かは4輪(乗用車)では危険な場所も。。。
昨年も眺めた砂防ダム滝。気持ちのイイ渓谷が流れています
このクソ暑い中で、人工とは言え滝を流れ落ちるイオン効果(わからないけど)と清涼感は価値有り
チョット遅い昼飯を「尾瀬桧枝岐の道の駅」で取りました。疲労した体には肉は最適?
2泊目はS水氏と合流。この七入キャンプ場を気に入ってしまった仲間同士の宴会です
下界とは違い、そこそこ涼しいので「おでん」や「焼肉」で体を温めています
まもなく連日の如く、雷雨が来てキャンプ場の脇の桧枝岐川は泥色に変わり増水傾向になります
何度もタープの位置、張り具合をゲリラ豪雨に合わせ調整し、夕食を作り栄養補給します
エビの登場です。こんな山の中で食す事が出来るなんて。。。ありがたい事です
厚揚げ、好きです! 低カロリー?ながら腹を満たしてくれる
今晩はサポート隊長にS水氏と合流出来き、突然のゲリラ豪雨にも対処しながら楽しめた晩でしたよ
そのサポート隊長です。バイクの場合、背負う荷が大きい時、操安性が損なわれるので負担してもらってます。いつもありがとう!
翌朝、雨も上がり爽やかな気温(19℃)での出発準備です
尾瀬への入口「御池」を通過し、R352を県境に向け走ります
待避所がところどころにあるものの結構道巾は広くない。そして県境(福島‐新潟)に到着
定期的に待避所に停車させて、ラッシングの緩みを確認です。どこをどう緊縛するか毎回勉強です
コーナーを抜ける度に雄大な姿を見せる奥只見湖。もう秋が近づいてるのか?
中腹にそびえ立つ鉄塔。いやぁ~よく建てたもんです。ケーブルはどんな風に張ったのかなぁ?
谷を隔てて望める街道。南米の道なき道の如く。ダートだった昔は、長すぎる砂利道に圧倒されました
谷間にある洗い越し。車なら凹凸に注意するだけだけど、バイクだとプラス滑りです。
いつ来ても荒澤岳の雪渓には圧倒されます
銀山平:石抱橋から北又川をのぞき見ると岩魚が。。。
遠くに越後駒ケ岳を望む。
シルバーライン(トンネルばかり)を通れば快適でしょうが、我々はあえて枝折峠に向かいます
途中、明神峠を越え、眼下に湯之谷方面が望める場所で小休止。はるか彼方に進むべき道が。。。
ここが枝折峠(1065m)。越後駒ヶ岳の登山口になっており、山屋さんの車が駐車場に沢山
これぞ、枝折峠。まるで南米の道なき道のような。。。これから向かいます。道は通じてます!
ガードレールはあるものの、落ちたら一巻の終わりです。二巻はありません!
遠くに見えるは駒の湯温泉郷だろうか? まだまだ遥かなる道のりですわ
R352(枝折峠)最初に訪れたのは、37年ほど前。あの頃は全線ダートでバイクはXT250だった。奥只見に関しては、小学生の頃、親父の運転する日野コンテッサでシルバーライン経由で来た事があった。すごい場所です。よくも開発したもんです。
この後、六日町のいつもの旅館、飲み屋で夜を明かし、なじみのR17で南下し無事帰宅しました。約530㎞の工程(内バイクは80㎞くらいかな?)避暑ツーリングでした!