ふらっと信州

長年の埃を落とした提灯を見ていたら、旅?の虫がウズウズしてきた。
そういえば今日は何(会議とか)も無かったなぁ~。仕事に向かう車中でそんな想いが巡り・・・・。そうなったら仕事どころじゃない!。
そうだ! 飯を食いに行こう!。他に迷惑を掛けない程度に、この「気まぐれ病」が発症する。不真面目だなぁ~と感じつつ、いつもの「まっ!いいや~」
平日の道は空いており、NHKラジオからのトークが楽しい!
もうすぐだ!。4時間半かけて到着。暫く振り この雰囲気が良い!
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外観も良いけど、店内もまた良い!
長距離輸送の疲れを癒やしてくれる静けさと、構える必要のないご主人。
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今日は「大盛りカレーライス」と「もつ煮」を注文。ゴルゴ13を片手に食し、30分ほど満喫。
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和田宿も渋い佇まい。
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帰路も紅葉真っ盛りの内山峠(荒船山を横に見て)を通り、いつものR254を利用。
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上信電鉄のデザインは意味不明だったなぁ。
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提灯掃除

10月もはや下旬となり、室温が20℃を切ってきた。朝はうすら寒くて目が覚めるくらいだ。
久しぶりに日曜休みなんで、部屋を冬仕様へと衣替えする事とする。ついでに提灯の掃除もする事にした。思えば15年分くらいのほこりが積もってる筈。すげぇ!
手荒く扱うと、「おばけ提灯」になる。大事に丁寧に!
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今では、土産屋で見かけなくなった観光提灯。希少なものになってる。
結局8個が「おばけ提灯」になり、残り24個を再び陳列した。
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修繕カテゴリーの記事

収納BOX製作

出張へ向かう車の中で携帯が鳴る。松さんからだった。運転はしてないのでゆっくり話せた。
何でも家の外に機材を収納出来る物置を作りたいとの内容だった。
数日後に現場を見せてもらう約束をし電話を切った。後日、この細長いスペースに屋根/鍵付きの物置を設置するのだという。持参したメジャーで寸法を測りメモる。
その時、思ったのは現場(ここ)で一から作るより、我が秘密基地で部材毎に製作し、分割して搬入、そして組上げる方法がベストと判断した。住宅街で騒音は出せない、落ち着いて現物合わせも無理、ひょっとして部材の調達も必要になるかも。
そんな欠点をクリヤーするにはこのやり方しかないと思った。屋根は今年の大雪で潰されたカーポートのポリカが入手出来ていたのでそれを使う、
さらに機材の寸法を考慮して、横:2700mm、奥行:430mm、縦:840mmとし、分割は3分割で決めた。
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ちょうど9日(木)は計画年休を取っており、その日に部材(垂木の6束)を3セット購入し、カット作業から開始した。
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大工仕事は、小さい頃から馴染んでおり得意分野だ。新調した鋸はよく切れて気持ち良い。
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外枠を作るが筋交いが多いなぁ~
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収納する機材を借りて入れてみたが、中央に入れるアルミ板の幅があり寸法の手直しをした。
(900等分から885・930・885へ)
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前扉の肝になる鉄の部材を丸サンダーで切り出し加工。
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無い知恵を絞って考えたシンプルかつ壊れにくい構造。
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何を参考にしたのか思い出せないが、これなら大きな前扉2枚を鍵ひとつで施錠可能。
屋根を傾斜させただけ摺り合わせが必要。
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お互いのスケジュールを合わせ、設置を19(日)としてるので、時間が惜しく仕事に行く前と、帰ってきてからのフル稼働で進めた。
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塗装は撥水塗料(ミドリ色)をはけ塗り、1日おいて乾かし、さらにスプレー(黒色)で仕上げる。
これで防水はバッチリかな?
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屋根のポリカは専用のPカッターで切断。何度も同じラインを少しずつ削る根気のいる作業。
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ポリカのラッカースプレー塗りテスト。
ネットで検索すると合わないと言う意見が多かったが、どうやら問題無いみたい。
爪でこすっても、曲げても剥がれない、OKだ。
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前扉はコンパネ・ポリカのどちらにするか最後まで悩んだ。
コンパネは2枚で3,000円前後、コンパネは無料、ポリカに塗装が可能という事でポリカに決め、枠に専用釘を打つ。
ただL=37mmだと垂木を抜けるので、釘のみ在庫の32mmに換装し使用。
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18(土)の午前は仕事、13時に帰り急いで前扉の塗装を実施。
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19(日)午前は自治会の集まりがありその前に荷積み。
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13:30現着、早速設置開始。
寸法はピッタリ、ブロックからの落下を防ぐストッパー(端材)を木枠底梁に合体させている。
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約1時間半で設置完了。機材を収納するとピッタシかんかん(古い!)。
外壁に合わせた白、ポリカと枠の黒系色、スペースもピッタリで松さんも満足してくれたようです。
俺の自画自賛?。これで余計な仕事が軽減出来たら良いネ!。メンテもやるぜ。
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工作カテゴリーの記事

奥只見へ

太公望でもある高さんと松さんがお世話になっている、奥只見の宿から秋のお誘いがあったそうで。
高さんからのお誘いも珍しく、また暫くご無沙汰している奥只見にも行ってみたく、二つ返事でOKを返答した。
出発前の1週間でニーパッドの補修をした。高さんからのお古だが、ゴム以外は傷んでない。パンツのように伸びきったゴムを短く切り、マジックテープ部を移植した。いつもの水糸と裁縫針で手直し。性分が貧乏性なもんで、使える物は直してでも使う。どうしても手に負えなくなったら捨てる。ビジネスバッグもツーリングバッグもこの手法で直してきた。そういえばバイクもそうだった。
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朝早く出るツーリングの前は決まって高さんは泊まり、軽く宴会をしていく事になってる。
今晩は、「生ピーナッツ」と「焼酎」の差し入れだ。「生ピーナッツ」はそんじょそこらでは売って無く、千葉に近い埼玉県内まで買いに行くそうだ。なかなか美味。
そして翌朝、6時過ぎに出発。今回は静かで始動性の良いXR125?で出陣だ。
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大間々を過ぎ、わたらせ渓谷鉄道 花輪駅近くの国道脇の懐かしい自販機売店に寄る。
ここは往年の時代を代表する懐かしい自販機(うどん、そば、トースト等)があり、近所のオーナーがまめに手入れしている(有名)。テーブル、椅子もあり、家庭から持ちこまれたと思われるコショー(盗難防止の紐付)や、「思い出ノート」なんてものもあった。
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フルフェイス型でも煙草が吸える画期的?なパイプを自作!。味は如何?
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いろはを登り給油、そして紅葉し始めた山王林道へ。
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どうも視線を先へ先へともっていく白バイ乗りが身についているような・・・
オフとオンの乗り方が全く違いますわ。 俺・・・
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川俣湖沿いを走る川俣温泉川治線を行く。高さんはXR250で堅実な安全運転に徹してます!
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歳食っても、遊びたくなるね。こんなフラットな場所に来ると・・・
度胸が無くなったのか、腕が落ちたのか、静止画で良かった!
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枝道から見た本道。一時停止も守る人はもう居ない。
頂上付近は浮きジャリが厚くスピードダウンの川俣檜枝岐林道(帝釈山林道)。
ヘボい事に、走ってる最中は、その東にある田代山林道だと思い込んでいた。
ここの看板で道の間違いに気付く。
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ピークの馬坂峠より檜枝岐に向かい、ちょっと早い紅葉の中を下っていく。
途中、本格的なオフライダー10人ほどとすれ違う。
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泥だらけの姿では食堂の座敷には上がれない。
4件めにようやくテーブル席で昼飯にありつけた。想定外なボリューム!
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尾瀬への入口”御池”を通り過ぎ、約60km先の銀山平を目指す。
奥只見湖の大きな入り江のひとつ。
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いつ来ても、スケールのデカイ奥只見。
雪渓が1年通して残り、白樺の葉は落ち、広葉樹は紅葉し、まもなく雪深い冬を迎える。
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今回お世話になった銀山平温泉の”村杉”さん。
夕飯は品数豊富で酒も旨いし、もある。ゆるりと疲れが取れましたよ。
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じゃ~ん!。なんじゃこりゃ~
レトロちっくな雪上車発見!ワンボックスカーをくらいの大きさで灯火類が一昔も二昔も前の懐かしい顔つき。小判型サイドミラーも泣かせる。
調べたら、新潟 長岡に本社がある大原鉄工所(OHARA)の歴とした雪上車。その名も”SM20 スノータイガー”である。
何でも、雪上車界ではかなり有名な製造メーカーらしい。様々なサイズ、スペックのものを作ってるらしく、南極越冬にも導入されているらしい。
数年前に秋田の白瀬記念館で乗った大型雪上車もひょっとしたら大原鉄工所製だったかもしれない。この銀山平温泉の民宿村で2台発見した。
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エンジンは前側中央にあるみたいで、リアはトランクのようだ。
このリア灯火はおそらく昔のエルフみたい。しかしドアが小さく、乗り込むのは大変そう。
丸ハンドルじゃなく、キャタなんでレバー方式、室内のスイッチ類もプッシュプル式で昔にタイムスリップしたよう。
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翌日は、台風18号の接近、高速に乗れない125のせいで、枝折峠経由小出ではなく、ほぼ来た道を戻る事にした。宿を出る頃には降っていなかったが、途中で合羽着るのも面倒なんで、出発から着込んだ。
樹海ラインのブラインドワインディングを御池まで60Km戻るのは、結構つまらない(昨日も走ったし)。雨が降ってなければ田代山林道か安ケ森林道を南下するのだが、気合いが入らない我々は軟弱に会津田島に向かった。
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R121から少し山に入ったところにある無人駅。
先日TVで「幻の駅」として紹介されていたが、1日の乗降客が1人しかいないと。
確かに周囲に民家は無く、あるのはヘリポートだけ。
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ホームを探索してるとタイミング良く列車が来た。
窓には「秘境駅ランキング51位」の順位が25位に上がっていると書いてある。誰が決めた?
昔は林業が栄えて、そこで働く労働者の家族が使っていたそうだが、今はなんとも寂しい限りである。
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首都圏から3時間、浅草まで2,540円、羽生まで2,350円
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今市からR121と並行してる県道を走り栃木市で一服。
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走行距離は1日め:155マイル(248km)、2日め:167マイル(268km)で計516km。
平均燃費は32km/Lだった。