2024年 走り初め ㏌ 秩父

年明け3日、6:30 前日のアルコールが抜けている事を確認し、NVAN+トレーラで出発。三峰口駅の駐車場にベースキャンプを張る。駅長さんもバイク乗りという事もあり、格安で利用させてもらった。

土砂崩れが解消された中津川林道方面に向かう。滝沢ダムで湖底に沈んだ旧道を垣間見る事が出来る。

三峰口発なので、さほど寒さを感じず来られた。R140は三峰神社への参拝(パワースポットらしい)車が多かったけれど、中津川方面への分岐からはほとんど車両はいなくなった。

上の写真の遠望。これが旧道。ガードレールは外されているようだが、この狭さには改めて驚き!

現行道(トンネル)の脇に何ヶ所か旧道が残されている。その1カ所に入ってみる。

落石はそのまま、おまけに苔が生えていて油断すると滑る。もはや廃道になりつつあるのか。

現行道に近づく頃、路盤がスッカリ落ちている状況に遭遇。こりゃアブナイ!

松さんが降車し、路盤の状況を確認。落ち葉を寄せて路面が視認可能なように措置を施す。

現行道からさきほどの旧道を返り見ると、巨石と岩盤が川に落ちている! たまったもんじゃない!

中津峡を進むと、岩盤から流れ落ちた湧き水が凍っていた(三十槌の氷柱にも負けず劣らずか)圧巻!

中津川林道旧料金所を過ぎ、王冠キャンプ場でゲート通行止めとなる。昔はこの奥の橋上だったけど。

静まり返ったキャンプ場脇。しばらく休んでいると林道から車が。ゲートを開け入ってくる。猟師?

とうとう閉鎖してしまった日窒鉱山。山間部に開所されたのは戦前。しかも長崎の会社だという。

索道?がある。山を越え、小鹿野の納宮まで繋がっていた搬出路なのかな?

踏板が無くなった吊橋か? しかし山の斜面に施設をよく作ったもんだ。

残ってますね! 今は秩父市だろうけど、元々は大滝村です。なんか手書き風で時代物です。

標高は意外に高く、864mもある。冬は雪こそ少ないが水は凍る。凍結路、要注意です!

稼働している音は無いけど、まだ残務整理等々で出社している方もいる気配が。。。

事業所事務所前の道路わきの掲示版に掲げてあった地図(これ4分の1)これは貴重な情報ですわ。

何度か訪れているが、粛々と稼働していた。繁栄の時期はとうの昔だけど、ひとつの街を形成していた

鉱山採掘という事で、発破の為の火薬も多く、いたるところにこんな看板が張り付けられている。

元学校の校庭に山積みされた珪砂。これがガラス、今は半導体等の製造に欠かせないと。なぜ閉鎖?

八丁トンネル。久しぶりの対面。長くて、バイクのライトも暗いけど、路面がフラットなんで走れる。

日窒鉱山を跡に八丁峠を目指すと、トンネルを抜けた志賀坂側で土砂崩れが。補修最中で春までダメ

確か中津川峡の土砂崩れの際、集落の人々は八丁経由で小鹿野・秩父に出たと聞いたが簡易的な補修だったんだと実感。本格補修するため、改めてやり直しているようだ。

この場所は以前にも土砂崩れを経験している。この八丁・志賀坂線は地質自体が崩れ易く、もろい岩盤と相まって非常にヤバイところだと実感した。この撮影中にも落石の音が。。。不気味な感じ。

八丁越えは土砂崩れ補修中で泣く泣く諦め、御岳山に行ってみた。なんとゲートが開放されている!

久しぶりの御岳山林道。武甲山を遠望出来る素晴らしい林道です。今日は鹿を見かけなかったなぁ~

松さんは初めて、バイクでの御岳山林道走破に気分がのってます。

自分も、ホント久しぶりの走行で。。。 遠望、それなりに荒れた路面、至極のコーナー、素敵です!

R140が眼下に確認出来ます。高いです。。。 その後、三峰口駅に戻り、トレーラにバイクを載せ、駅長さんにお礼を伝え、R140(裏道含む)を戻り、18:30に無事帰還しました。走り初めという事で寒い中を走るのは年齢的にヤバイので、今回トレーラ積載で、現地を走り廻る手法を使いました。結果、無事帰還出来、体力的にも疲労感を残さず、新年からの仕事に就く事が出来ました。 バイク:約100km、くるま:約120kmでした。

2024年 1月