奥志賀 まったり夏キャンプ

仕事が忙しい松さんとは、当日朝4:00に合流し、前泊していた高さんの愛車で酷暑の夏、涼しさを求めて4:30何処に出発!。
行く宛ては無い。でも北へ向かう事は3人周知の上、まずは関越道に乗る。
サラリーマンの夏休み初日、故に結構な交通量だ。取りあえず国境を越え、土樽で小休憩。
冬とは違い車の多い事。日頃の行いが良いせいか?雲ひとつ無い晴天(酷暑か?)
20150809_0138.JPG
20150809_0121.JPG

津南に入り、どこに行こうかと迷うが、昔キャンプした大厳寺(だいごんじ)を目指す。
途中のR405は国道ながら極めて細く対向車とのすれ違いも難しい道。
なんで国道登録されたのか?。地元のR407とはえらい違い!
2015080901.JPG
2015080902.JPG

ここ「雁が峰峠」一体はブナと杉の混在林ようで、それぞれ一生懸命生きている息吹が感じられる。「猿の腰掛け」発見!
2015080905.JPG

松之山へ少し下った所に出現した「棚田」(松さん撮影)
日本の原風景。癒やされます!。手入れがされており地元愛を感じる。
20150809_0210.JPG

後に気付いたが、29年前に俺がバイクで林道無宿した時、ここを通り、全く同じ場所で同じ風景を撮影していた(笑)
1986081034.JPG

大厳寺高原からR117へ下る途中に通るブナ林。
ちょうど、太陽光が木々の間に差し込み「御光」のように輝いていた。合掌!
2015080907.JPG
2015080908.JPG

津南から県道507を秋山郷に向かう山道での出来事。
途中駐車し、写真撮影している最中に、横を飛ばして走る「なにわ」ナンバーのワンボックス。
時間差で出発したが、前を走るワンボックスの飛ばす事飛ばす事・・。
ブラインドの先にあるコーナーに差し掛かった際、そのワンボックスが道幅一杯に停車していた。
「なんだ?何かあった?」視線を右に逸らすと、”お尻丸出しの中年おやじ”が・・・絶句!
そう! なにわの親父は道端の用水路で用をたそうとしていた(水洗便所かよ!)
我々の視線を感じたのか、そそくさとズボンを上げ、バツの悪そうな面持ちで視線を逸らした。
状況は理解出来る! 我々にも同じ経験はある。
しかし・・・用水路を利用するとは? 驚きです!
そんな”おもろい事”状況を3人で爆笑しながら、13年振りに「カヤの平高原」へ。
一番端っこに陣取り、天泊の準備。
2015080927.JPG
2015080928.JPG

途中で、太公望ふたりがGETした岩魚。その数8尾!
釣れてから津南のコメリで急遽調達したコンロと備長炭で「炭焼き」に・・・
2015080934.JPG
2015080936.JPG

頭と尾びれに「飾り塩(粗塩)」を振りかけ、身には「あじ塩」
ほどよく焼けたところで頬張る。身が締まって沢山あり本当に旨い!
2015080938.JPG
2015080939.JPG

身をすっかりゴチになり、骨や頭は再びコンロ上で焼く。
調達した日本酒(熱燗にして)で “骨酒” にし無駄なく頂きまぁ~す!
20150809_0368.JPG

高さんは運転疲れのせいか早く就寝し、俺と松さんで深夜遅くまで飲み明かした。
豚肉ステーキを頂いちゃいましたよ。
そして・・・朝を迎える。気温は18℃。
ガスっていて景色が確認出来ないが、えらく気持ちいい。下界と10℃前後違う?
2015080957.JPG
20150810_0026.JPG

カップ麺の朝食を済ませ7:00には出発。渋峠を経由し、毛無峠に向かう。
ここは分水嶺でもあり小串硫黄鉱山跡でも有名。お疲れの松さんは峠頂上に残り、俺と高さんで鉱山跡までハイキングをする事とした。
片道1時間ちょっとの行程である。
20150810_0106.JPG
2015080966.JPG

昭和4年から46年まで稼働していた小串硫黄鉱山。
昭和12年には大規模な土砂崩れで245名の住民が亡くなったが、最盛期にはこの盆地地帯に2,100名もの人々が生活をされていた。幼稚園、小学校、中学校、診療所、スーパーマーケット等生活が十分出来るほどの街がここにあった。生活水準は麓の須坂に住むサラリーマンの2~3倍の給与を貰っていただけにかなり高かったと言われている。
テレビは長野県でもかなり早い普及だったらしい。
2015080969.JPG

小串小中学校跡にあった「回旋塔」。一番下の階層にある。
2015080987.JPG

当時のいすゞエルフ。まだこの顔は覚えている。
2015080980.JPG

これが「硫黄」か?。風雪に晒された土壌に散乱している。
2015080983.JPG

2時間駐在、復路はジロー坂を1時間半かけ毛無峠へ。
20150810_0113.JPG
栄家繁栄を垣間見る事が出来る小串硫黄鉱山。まもなく冬を迎える。
陸の孤島と言われた場所。標高1,650mだから。
メインイベントが終わった後は須坂ICから乗り、下仁田で、例のソースかつ丼+昔ながらのラーメンをたらふく食い帰還した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA