龍飛へ

2005年XR600で林道北上を目指すが山形での雪で断念。
仕方なく太平洋岸をトレースし尻屋?まで行った。
そして5年後の今年、仕事の鬱憤を晴らす為に通行量の少ない?日本海岸を北上し龍飛岬までぶっ飛ばす事にした。
5:30に出発。
雨が落ちてきそうな天気だがひたすらR17を北上し、三国を越え石打でガス補給。
すると案の定、雨が落ちてきた。しかも降りっぷりが良い・・・
グース号での雨中走行は初めてであったが問題無い。
石打からは側道的で空いているR291を進む。
小出でR252に入り守門でR290、栃尾を目指す。
途中の石峠では気温5℃!むちゃくちゃ寒く、5月連休とは思えないほど。
新津の「鉄道資料館」で新潟在住の松と待ち合わせ。
昼食をここで取り、今夜の野営の約束をし別れる。
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松お薦めの「新潟昭和電工」新潟水俣病の発生源である。
稼働してるようだが廃墟化?もだいぶ進んでいるようだ。
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この脇の排水路から水銀が流れ出たのだろうか? 
阿賀野川に合流し、そこに生息していた魚に・・・そして住民に。
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雨も止み、今夜のテン場(新潟山形県境:鼠ケ関方面)へ向かう。
途中、日本海東北自動車道(建設中)の朝日?で再び松と合流、日本海岸のR345を北上する。
何カ所か迷った挙げ句、越後寒川駅近くの海水浴用駐車場で宿泊する事にした。
その晩は松が大層な料理を振る舞ってくれ、雨で疲れた冷えた体には十分な栄養補給が出来た。
本日の走行距離:434km
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翌4月30日 7:00にテン場を出発。
鼠ケ関ではR7を逸れ漁村街へ。
そこには集落内での県境という珍しい場所があった。
ここで松は新潟で仕事のため帰還。俺は再び北を目指しR7を突っ走る事に。
雨が降りそうな嫌な感じの天気である。
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酒田を抜け秋田県へ。
にかほ市で「白瀬南極探検隊記念館(300円)」に入る。
今にも降り出しそうな空なんで合羽を着たくなかったというのが正直なところ。
期待はしてなかったが内部は見所満載で、特に明治45年の南極大陸上陸という偉業はそのショボイ装備からしても凄いの一言。
そんな当時のものが、或いはレプリカ品があったりして全く飽きない。
そしてここの目玉はこの雪上車だろう。
普通は内部には乗れないが見学客がほとんどいない今日は大丈夫みたいだった。
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コックピットも貴重だ。
右が操縦席で左は方位等を確認する?ナビシートのようだ。
他にはよくわからない気象コンピューターらしきものが狭い室内を陣取っており結構狭い印象だ。
エンジンはいすゞ製のディーゼルエンジンだったと思う。
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さいわい雨が落ちてこなく本荘市・秋田市とスルーし、初めての男鹿半島に向かう。
素晴らしい海岸線の県道59を走り、先端の入道?へ。
結構観光客がおり、避けながら写真を撮す。
ささっと待避!
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キャンプ道具を積む為にリアカウルを外し、特製キャリアを自作し装着。
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透明ケースの中には20年以上愛用しているテントが入る。
雨も怖くない!一度来てみたかった八郎潟。
とても湖を埋め立てたとは到底思えない。
20年の工期がかかったようだが、その技術には感服。
オーストラリアの砂漠道で違反車を取り締まる為に網を張っているかの如く、我がグース号。
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コンビニで夕飯を調達し、寝場所を物色していると雷さまが・・・
八郎潟じゃだだっ広くて、危なすぎる!そのうちポツリポツリ・・R101(県道級?)のバス停に雨宿りのため飛び込む。
そして土砂降りに! なかなか止まずここで夕飯とする。
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時刻表を見ると18:30が最終で、既に運行が終わっていた事に気づき、ここを宿にさせてもらう事にする。
扉は無いが囲われているせいか安心感はある。
夜は結構冷え、1時間おきに目が覚め熟睡出来なかった。
走行:359Km
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5月1日6:00にバス停を出発。
なんと7℃しかない。
やたら寒いし雨が降りそうな雲ゆきだ。
能代までR7を走り、そこから日本海のR101を北上。
青森県境にほど近い八森で。
左は日本海、右は白神山地、どす黒い雲は西から東へ流れており、明るい日差しがちょっと期待出来そうな雰囲気に・・・
24年前に走った弘西林道は近い。
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深浦、鯵ケ沢を抜け県道12を北上し、十三湖へ。
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荒れる日本海!これが日本海だよ!
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10:00過ぎに着いた 龍飛岬。
いやぁ~風が強い!グース号を止めるにも方向を考えないと転倒するほど。
岬手前の峠は道路状態も良く、風さえ無ければ攻められる。
途中で重ね着した合羽と着膨れジャンバーが強風を物語る。
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サイドミラーが見づらくバックモニターを付けたが今一だった。
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手前の赤ボタンを押すと二番のみが流れる。
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龍飛漁港。 風が無ければ降りたかったが・・・
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R339で弘前を目指し、弘南鉄道大鰐線「津軽大沢駅」。
探せば結構あるな!
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稜線が美しい「岩木山」(別名:津軽富士)。
♪ 帰ってこいよ ♪を口ずさんでしまう・・・松村和子
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弘南鉄道大鰐線の「津軽大沢駅」にあったノスタルジーな案内板
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3泊めの宿となった小坂PA。
ここまで北だと人も少なく良いお宿でした。
426km
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「小坂鉱山」である。
大正初期までは日本最大の鉱山だったとか。
当時ここで働く労働者の賃金は秋田県内でも高額で各種福利厚生施設が整っていた。
今でも小規模ながら稼働を続けており、工場内を突き抜ける町道を走ると、駐車禁止エリアや濃硫酸タンクがあったり、また業務走行と思われる軽トラでは社員?が酸素マスクを着用しながら運転していた。
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これが福利厚生施設のひとつである芝居小屋。
日本最古になるらしい。
鉱山労働者への手厚い待遇が窺える。
現在は求められるものが変化した。
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小坂から県道2で大館へ。
その後R285経由R105で阿仁町へ。
途中、秋田内陸縦貫鉄道の”おかしない”で休憩。
冬は豪雪だそうだ。
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しばらくお見受けしないと思っていたが、政治家を目指していたのか!
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横手の桜満開の木の下で昼めし(菓子パンとオレンジジュース)
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奥羽山脈をバックにバーンアウトを決める? 
すっかりタイヤの断面が台形になっちまった(笑)・・・
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湯沢からR398小安峽を抜け、宮城に入ってから暫く振りの宿に泊まろうかと進めたが、県境付近の通行止め(宮城地震の影響)で諦め、湯沢界隈の宿を公衆電話の電話帳で探す。
数件めにやっと取れた雄勝峠手前の院内国道端の「菊池旅館」に投宿した。
グース号はガレージに置かせてもらい安心してゆっくりと風呂に入り瓶ビールを賞味した。
16:30着 299km
5月3日7:30に出発。
R108で鬼首峠を越え「細倉鉱山」を目指す。
5年前XR600とほぼ同じルート(鳴子周辺)を踏襲し、R47、R457を走る。
途中で今では珍しいエロ本の自販機を発見。
どんな田舎にもあるもんだ。2010042957.jpg

そして「細倉鉱山」。
1987年の閉山後、その施設を利用して今はバッテリー再生工場として稼働しているそうだ。
岐阜の「神岡鉱山」と並ぶ一級の鉱山だけあって”資料館”が開設されている。
俺ひとりだけで館長が丁寧に説明してくださった。
500円の入館料は決して高くなく、労働者の暮らしぶり、掘削機械・鉱石の展示等、見所満載である。(主産出物:Zn・Pb)
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ゆっくり見学した後、R457で南下。
R4をそのまま行ってもつまらないのでR286笹谷越えを試みたが、この暑さ(26℃)で雪が解け道を塞ぎ通行止め。仕方なく山形道に乗る(下道が好きでめったに高速には乗らないのだが)
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R13を南下して米沢に入り、走り慣れた大峠へ。
ここで17:00。明日くらいから帰省ラッシュが予想され、思い切って帰る事とする。
会津若松のコンビニで夕飯?を済ませ、R121をひたすら南下。
途中の湯野上駅で20:00。
まっ暗な五十里湖畔をスルーし、ガス補給の為に今市から東北道に乗り、23:50無事帰還。
604km。
全走行距離:2,172km(高速124.5km)
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