XLR-BAJA(MD22)チェック

先週、トラクターで引き上げたマシンの細部チェックをしてみた。
まず外観から見ると、各種ボルト類は錆が出ており、なかには回らなそうなものもある。
ENG下にオイルがあり、覗くとシフトペダル付近の横向きドレンが怪しい。
メガネで締めてみると、なんと締まるではないか!
ドレンボルトの緩みで漏れていた。何でここが緩んでいたのかは謎!
チェックが終わり、特に大きな問題も見つからないのでガソリンをタンクに少々入れコックをリザーブに・・・すると、ポタポタとフロートドレーンから漏れ出し、フロート室をプラハンでコンコンやっても止まらない、あっという間にガス欠に。
キャブを外し分解すると、ガソリンが腐っており嫌ぁな臭いが・・・
おまけに加速ポンプのダイヤフラムも錆で固着。
これじゃ掛からんわ。と、いう事でストックしてあったノーマルのキャブを装着する事にした。
すると・・・ハンドデコンプ(改造済)・全開で5~6発の空キック、そしてチョークを引きキック!すると掛かりました!しばらくレーシングしてみると結構アイドリングも安定していい音を奏でました。
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昼飯後、田んぼに行って試乗する事にした。
発進してブレーキの効きを確認、するとリアのパッドが戻らずエンスト。
すぐマイナスドライバーでこじり修正。やはりピンが錆ていて動きが悪い。
何度かブレーキを掛ければとりあえず使える。
ふかふかの田んぼでは快調なENGをぶん回し乗り回してみた。が、特に問題も無く、始動性の悪さはキャブの不調であったと判断した。後は錆パーツをどこまで交換するかで見た目の印象を変えようと、パーツリスト片手にセレクトを始めた。
およそ70点のパーツ番号を抜き出し、後は次オーナーの予算次第で買い集め、交換する事にしたいと考えます。
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Mちゃ~ん! ENG掛かったぜぇ~  Mさぁ~ん! ガンガン走れるように仕上げまぁ~す。
もうちょっとお待ちくださぁ~い!
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