50ccで14峠巡り

パワフルなバイクで林道に行くと、ついつい激走しちゃう気にかられる。
そんなツーリングじゃ命がいくつあっても足りない。
今回、日頃馴染んでいる峠を、扱い易いミニでトコトコ走る趣向に変え、2日間でいくつの峠を走れるか挑戦した。
高さん(MTX50改)、俺(DT50LC)だ。
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【1.御荷鉾林道】 
鬼石から上がり60kmを走破。
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途中の尾根から秩父方面へと雲海が広がっていた。 しばし眺め一服休憩とする。
こんな素晴らしい景色が見られ幸先いいぜ。

【2.大上峠】 
あのお地蔵さんが居ない!どこに行ったの?
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持参したコンロで湯を沸かし、カップ麺昼食。
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【3.十石峠】 
綺麗になってる!こうでなくっちゃ・・・。
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【4.ぶどう峠】 
1年前の大事故はこの近く。黙祷!
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【5.栗生峠】
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DTも2ストだし大柄で、こんな風にカウンター気味の走りも可能。
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荒れたダートが待っている。高さんも攻める、攻める・・・。 この後・・・・
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【6.馬越峠】 
指差してるのは、走りの代償?ガラスが・・・。
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泊まりは「金峰山キャンプ場」

マシンは隣り合わせだし、焚き火も可能、更に標高が高いせいか蚊もいなく、ご機嫌な天場。

金峰山キャンプ場からは道なりにダートをひたすら登っていく。
とっても走り易いダート。

【7.大弛峠】
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大弛峠より長野(キャンプ場)側を遠望。
山の谷間に走ってきた川上村の一部が見える。
夏にしては空気が綺麗で見渡せる。

そして、これが山梨側。
やらせで逆に走ってる(登ってる)理由は、左端に日本一の富士山が顔を出しているから。
路面も良い!

【8.焼山峠】
久しぶりに山梨の峠になります。
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【9.観音峠】
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この荷物の量を見てくれ。
50ccだから余計に大きく見えるけど、キャンプ道具積んでるからパンパンだよ

【10.木賊峠(とくさ)】 
木の右に薄く富士山が見える。
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【11.信州峠】 
そしてまた長野に舞い戻り。
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【12.三国峠】 
何回来ただろうか?  長野→埼玉は少ない。
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【13.八丁峠】
既に日は落ちかけ、景色も見えない。
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【14.志賀坂峠】
R299ながら通行する車も無い。
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今回2日間に渡って、近隣の峠越えに挑戦してみた。
大柄な車体の50ccは思った通り、疲れも少なく、250cc同等といっても良いぐらいの奥深さを感じた。
コケてヘッドライトレンズが割れた事以外はトラブルも無く、無理しなければ十分行けると確信。

川俣 奥只見 雑魚川ダート旅

涼しい朝の風を受け、日光 光徳牧場脇から裏男体「山王林道」を川俣湖に向けて走る。

“落ちてくる石!”は、避けられないぜ。
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バイクはXT250。

カメラは長年愛用しているPENTAX-MX(マニュアル機)、これが小さくて軽くて扱い易い。

「馬坂林道」では先日の雨による土砂崩れは起きていたが、何とかスルーし「田代山林道」を県境に向かう。
天気が・・・悪そう!

おっと! 快調に飛ばしてると落石が! くわばら!くわばら!

山岳道路といっても夏は暑い。
R352沿いの小川と木陰で熱い頭を冷やす?

R352の愛称「樹海ライン」

奥只見湖の最奥に相当する地域。
ちらほら残雪が。
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法面工事をしていたが、二輪車は通してくれた。
お疲れさん。
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夏でも雪渓が残る荒沢岳。
R352は本来”二輪車通行止”であるが、こんな良い山岳路から締め出さないでほしいよなぁ

奥只見湖を抜けると「枝折峠」に入る。
通常は「奥只見シルバーライン(行程の8割がトンネル)」で小出に向かうが、なぜか二輪車は通行止め!

この中南米の山岳路を彷彿させる「枝折峠」を行くしかない。
荷物満載だしのんびり走る事とする。
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小出から十日町の「大厳寺高原のキャンプ場」で宿泊。
今回はコンパクト化を狙い三角テント持参。

翌朝、かぶと虫がバイクに。

この周辺は”日本のスイス(日本中には沢山ある)とも呼ばれ、美しい段々畑が望める。

帰りは「雑魚川林道」で締め。

「雑魚川林道」は走りやすく、山深いので魅力的な山岳路。
カムバック!サーモン?

帰路はつづら折れの「田口峠」を利用。
舗装だから楽!