VFR750F(RC24)白バイもどきで・・・

XR600Rの車検が光量不足で2回不合格となった。
すっかりしょげていた時、ヤフオクでVFR750Fが出品されているのを発見。
20年以上前のモデルながら現役で活躍している白バイも見かけるし、殿様乗りも暫くご無沙汰なんで衝動買いしてしまった。
入手後4ヶ月かけてヤフオクで部品を見つけては購入し徐々に本物っぽく仕上げていった。
アップハン、Fブレーキホース、クラッチホース、ロングワイヤー、FRウインカー、リアロングフェンダー、シート張替、自作ハザード、料理用アルミトレー改の地図ケース、リアキャリア等 それなりになったところで楽ちんツーリングを計画する。

目的地はチロル。
小雨降る6:00に出発。
秩父、志賀坂を経由して上野村。
砥根平より”ぶどう峠”へ。
舗装のワインディングは殿様乗りにピッタリ!


霧中の頂上で一服し再出発しようとセルを回した。
が、・・・掛からない!
何度か回しているうちにプスッ プスッ・・・やばい!
結局下り坂を利用し2速で押しがけ。
しばらく走っていて感じたが、どうも吹けない!何かおかしい!ホーンも鳴らなくなった!
バッテリーが弱ってきている? 
放電? 充電してない?わけのわからんままR141に何とかたどり着く。
バイク屋でバッテリーの具合を見ようと考え、茅野(麦草峠)へ向かう。
徐々に高度を上げてきた頃、とうとう走りながらエンジンストップ!
かばいながら押しがけで始動、麦草越えはあきらめバイク屋がありそうで近い佐久市に向かう。
しかし、バイク屋を探しているうちに何度もエンジンストップ、何回か繰り返しているうちに息を吹き返さなくなった。もう駄目だ!

【その時にはわからなかったが、ネットで調べたらVFR750Fはレギュレーターが弱く、車検毎に交換している人が多い事が判明。
思い起こせば、先日秩父に日帰りで走った時、左太ももの内側が異常に熱くなった事があった。(おそらくパンク寸前)】
VFRは不動となったので佐久市に置いていく計画に変更。
昔ながらのGSがちょうど近くにあり、事情を話すと快く預かって頂ける事となった。

その後、小海線の中込駅15:01発の列車で佐久平へ。
大枚はたいて長野新幹線で帰路に着く。
新幹線の中では、どんな手段で引き取りに行こうか、とか残りの休みはどうしようか、とか思案してたらあっという間に帰還。

以前ネットで見たサンバーに大型バイクを積載しているブログを。
それを思い起こし、イメージしてVFRも何とか載せられると確信をもって、8月10日(月)助手席を外したサンバー号にラダーとロープを積んで佐久市のGSへ。
GSには心ばかりのお土産と厚くお礼を伝え、アッパーカウル、バックミラーを外し、ハンドルを手前に一杯に引き、GSの方の手伝いもあり何とかサンバー号に積載する事が出来た。
(最大積載が350Kgだからまだ余裕だね)


以外とあっさり載せられた。
以前TLR200を載せた時と変わらないほど。
家に帰らずこのまま浜松に行く事にする。
ちょっとした赤帽?気分!
浜松には18:30に着き、すっかりお世話になった。

その翌朝、大きな地震に遭遇したのには驚いた。

何でも牧ノ原付近では地滑りが発生し東名が通行止めになるほどだった。

そんな訳で帰路はR257を北上、県道32→R420→県道10→R153を経て、飯田から中央道で一宮御坂、そして雁坂を越えて帰還したのは17:30だった。


アクシデントに始まったツーリング?だったが、伊那街道等初めての道も走れたしまぁ満足。
全走行距離(VFR含):840Km